「いちごを摘んだ、その手で届ける。」

2016年、奥山いちご農園|plateプロジェクトが始動。
実家であるいちご農家のブランディングを2009年から続けてきましたが、その間に栽培方法の改良や流通の変更とそれに伴う認知度の向上・来客の増加により、労働環境の変化が表面化。農家の働き方改革を視野に事業改善を行うことになりました。
具体的には農家直営のカフェ開業による6次産業化と特色を活かしたリブランディングを実施。このプロジェクトを通して、労働環境の改善、廃棄ロスの削減、収入の安定化、人手不足の解消、地域コミュニティの創出など、農家や地域の抱える社会課題の解決に取り組んでいます。

2017年、カフェオープンの2日間で440名の方にご来店いただきました。テレビ・ラジオ・新聞・雑誌など複数の地元メディアでも取り上げられました。これを機に、JR主催のコンペティションでの大賞受賞、老舗和菓子店とのコラボ菓子の発売、市街地で夏季限定ポップアップショップの開店、全国のDEAN&DELUCAでジャムの販売開始、と様々に展開。
家族経営の小規模な農家ながら、シーズン時には直売は即完売、配送は1ヶ月待ち、カフェでの人気メニューは1時間待ちとなるブランド農家へと成長しました。両親のつくるいちごがおいしいことに尽きます。

このプロジェクトについては、こちらの記事に詳しいです。